キミが望んだ最期の日

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私に異様な一方的な愛情を向けた人。 高木 信弘 さん 彼の粘着質な愛が恐怖で、何時しか私は彼への復讐を決意した。 初めは憎くて憎くて仕方なかった筈が彼を知る度、彼の愛の深さに溺れていく私。 そんな自分が許せなくて、 殺したい程、狂おしく憎い 愛する貴方の命を頂く為……。 私は自らの命を捨てる決意をした。 ─── 貴方の命を頂き、私を失う貴方の苦痛めいた顔。 最高の誕生日をもらえた私は幸せを感じ、自然と笑みが浮かんだ。
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