いつまでも

forever and ever

時は進み、今日は高三の始業式。
ぎりぎりに学校に着き、新しいクラス編成の紙を見た。
目を通すとすぐに自分の名前が見つかった。名字が麻生なためすぐに見つかる。
いつもは暖人は何組か探していたけど、自分のクラスが分かったら目を通さずにクラスへ向かった。

担任が話しているけど全く耳に入って来ない。
日直の号令と共に皆が教室を出ていく。
すぐ、グループができるから置いて行かれないように輪に入っていかないとな。
頑張れ私。
「帰ろう…」

桜が咲いていてこの道が華やかで、綺麗だが何か物足りなかった。