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プロローク
川の両端には隙間なく咲き乱れる桜並木
下へ下へと伸ばした枝の先にも溢れるように咲く
川面に散った花弁がピンクの絨毯のようで…全てが輝いていていた
川に掛かる細い橋は殆ど車が通らない
毎日アナタと通った道
ずっと…ふたりでこの景色を観ると…思ってたんだ
『ウソだよ、ゴメンね♪』
アナタの口癖
・・・あの時も・・・
・・・そう言って欲しかったんだ・・・
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