13STEP

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未だ抵抗しようとする意思からか、脚を閉じようとする春。 …させないよ。 春の片脚をソファーの背もたれに掛け、片脚の膝裏を押える。 「…あっあっ…やっ!」 それでも閉じようとするから、春の腰が浮くように、脚を前に倒す。 春のモノの裏筋を舌先で、下から上に舐め上げながら、腰を浮かせたことに寄って露わになった蕾に、指を2本挿入し、中を掻き混ぜる。 「あっあっ…あぁんっ!…んんっ!…あっ…」 最初こそ、時間をかけて前戯して、じっくり解さなければいけなかった春の中も…… 俺と何度もセックスして、指を2本なんて簡単に飲み込むようになった。 痛みで上げる声ではなく、快感から上がる色声。 春の身体を変えたのは、俺だ。 「…ひ、…ろとぉ…もう、欲しいっ!挿れてっ!」 指を締め付け、春の中の熱さを俺ので感じたい。 焦らすことも、俺の方がままならない。 「俺も…春翔が欲しい」 ソファーから立ち上がり、身に付けていた服を脱ぎ捨て、全裸になる。 春の視線が、一箇所に集中する。 赤い顔してる癖に、欲情に濡れる目が、エロくて堪らない。 「物欲しそうな顔してる」 「…だって、欲しいから…」 恥じらう春も可愛いけど、快楽に従順な春も、もっと可愛い。 「…よっ、と」 春を横抱きに抱え上げ、浴室へ向かう。 「ど、どこ行くのっ!?」 「…んー?露天風呂…」 増築したこの家の並びに別館があり、浴室から直ぐに別館用の露天風呂に行くことが出来る。 その設計をしたのが父さんだと思うと、頭が下がる。 本人は遊び心のつもりかもしれないけどね。 「えっ!?露天風呂っ!?…そ、外でするの?」 「初夜らしく、志向を変えてみようかと」 初夜らしくは、ないだろうな…ただ、俺がしてみたいだけってのは、口に出さない。 「…だ、れかに…見られちゃうかも…」 不安そうな春に 「大丈夫だよ、暗いんだし」 不安も羞恥も、考えられなくさせてあげるよ。
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