1.本の蟲
3/41
読書設定
目次
前へ
/
42ページ
次へ
大学院を卒業した早苗は早く実家を出たいという思いから、何も縁もゆかりもないここにやってきた。 4月になり、暖かな春の陽気を残した夜風が心を晴れやかな気持ちにさせたのだった。 早苗は今日から職場となる建物の扉の前に立つ。 ずっと気になってはいたのだ。これまで考えないようにしていたけれど。 早苗はポツリと呟きながら、扉を開けた。 「なんで夜勤があるのかしら。 ……図書館なのに」
/
42ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
18(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!