4 揺れる心…

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<一樹、早苗 教室> 「月森さん、実優知らない?」 もうすぐで5時限が始まるというのに戻ってきてない実優 いつも月森と一緒に昼飯を食ってるはずだから 何か知ってるかもしれない 俺は月森に話しかけた 「うそっ!まだ帰ってきてないの?実優…」 月森は すごく驚いた様子で廊下の方を確認するように見た 何か知ってるな月森… 「月森さん……実優が どこに行ったか知ってるの?」 「どこかは知らないけど、誰と一緒に行ったのかは知ってる… 一人だけだけど」 やっぱり知ってたか…… ったく、、心配かけやがってアイツ 「その人のこと教えてくれる?」 俺は実優が誰と一緒に行ったのか月森に聞き出した。 ------ 実優をつれて行ったのは、同学年の相沢 千夏という いわば俺の追っかけみたいな奴だった。 幼馴染みの、実優を嫉妬しての行動だろう 他にも何人かいたみたいだが、相沢しか名前は分からないらしいから てっとりばやくソイツの教室へ足を運んだ
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