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<一樹、早苗 教室>
「月森さん、実優知らない?」
もうすぐで5時限が始まるというのに戻ってきてない実優
いつも月森と一緒に昼飯を食ってるはずだから
何か知ってるかもしれない
俺は月森に話しかけた
「うそっ!まだ帰ってきてないの?実優…」
月森は すごく驚いた様子で廊下の方を確認するように見た
何か知ってるな月森…
「月森さん……実優が どこに行ったか知ってるの?」
「どこかは知らないけど、誰と一緒に行ったのかは知ってる… 一人だけだけど」
やっぱり知ってたか……
ったく、、心配かけやがってアイツ
「その人のこと教えてくれる?」
俺は実優が誰と一緒に行ったのか月森に聞き出した。
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実優をつれて行ったのは、同学年の相沢 千夏という いわば俺の追っかけみたいな奴だった。
幼馴染みの、実優を嫉妬しての行動だろう
他にも何人かいたみたいだが、相沢しか名前は分からないらしいから
てっとりばやくソイツの教室へ足を運んだ
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