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その日の、夕方…
いつものように一樹は家へやってきた…
「あー、うざい。女って」
と愚痴をこぼす。
「うざかったら、話さなきゃいいじゃん」
愚痴愚痴いう一樹に私は渇をいれた
一樹は「あ?」と不機嫌そうに上目遣いで私を睨んだ後、(チッ)と舌打ちをして私から視線を外す
うっ……… 舌打ちですか…お客さん
何しに、ここにくるのよ……
「なあ、腹へった。何かない?」
「チョコならあるけど…」
「甘いのパス。塩辛いので」
知るか!
自分で買ってきたらいいのに
私は嫌々言いながらも、下のキッチンに行ってポテトチップスを取ってきてしまう。
私は一樹の奴隷か……
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