16 アレンと一樹の対決(デート偏)

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16 アレンと一樹の対決(デート偏)

ある日曜日…… 早苗を空港まで送ってくれた代わりに、デートに付き合うはめになった私 一樹が、ついてくると言うから 一緒に待ち合わせ場所に向かった 「Mygirl♪ これは、どういう事なのかな?そこの いつも金魚のふん みたいベッタリな子は何でいるの?まさか一緒に来るつもり?」 一樹と一緒に来た直後… アレンさんは一樹を見るなり顔を引きつらせる 一樹も眉間にシワを寄せながら睨み付けた 「誰が金魚のふんだ! 今日は実優が心配だから同行させてもらう」 「へぇ~ あ、君みたいに嫉妬深い男はね 嫌われちゃうんだよね。気を付けて」 アレンさん… すごくひねくれてる それより…… アレンさんの隣にいる人、初めて見るかも この人も外人さん? 男の人なのに、、すごく綺麗…… スラッと伸びた脚に、細いけど筋肉がほどよくついてそうな体…… それに、切れ長な目…… 一樹には悪いけど… 少しだけ見惚れてしまった…。 すると、隣にやってきた早苗が私の肩をこづいてくる。 そして聞こえないように、ヒソヒソと私に話しかけてきた 「ね、ね、カッコよくない?ねぇ、、」 どうやら早苗は、あの切れ長の男性に夢中になってるみたいだ
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