元の世界へ

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私は3枚のうちお母さんと2人で笑いあってる絵を選んだ。 「今は思い出せなくてもまた思い出せるよね」 絵が額縁に吸い込まれたと思ったら4枚の額縁が一つになって小さい球状になる。 そしてそれは黒い鈴の中に入り込んだ。 「これで5つ…揃った。」 私はその部屋を出る。 扉は緑の扉と同様崩れ去ってしまった。 同時にピンクの扉も崩れ去る。 残ったのは頑丈にしめられた黒い扉と黄色の扉だけ。 私は黙って黄色い扉に手をかけた。 鍵が閉まっていて開かなかった扉が自然と開く。 足を踏み入れた先は私が訪れた悲願神社だった。 入った瞬間扉は崩れ去る。 そして私は目を覚ました。 「おかえり。」 優しい声だった。
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