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「君も着替えなきゃいけないよ。冷たいけど冷水で身体を洗わないといけないから。」
そう言ってシロが白い着物を渡してくる。
「それに着替えて。着替えたら声をかけて。」
そう言ってシロは私が見えない方を向いた。
「あ、悪いけど下着も着用不可だよ。ごめんね。」
私は黙って言われた通りさっさと着替えた。
「いいよ。」
不思議と寒くない。
シロはこっちを向いて着物も似合うね、なんて言ってくる。
「じゃあ、僕についてきて。」
シロは歩き出す。
服はどうしたらいいの?と聞くと神前から離れたところにおいておくから気にしないでいいと言われた。
私は慌ててシロのあとを追いかけた。
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