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「よし、そうと決まれば世界中の強者たちを俺のガードにするんだ!」
「えーっとお楽しみのところお邪魔するね」
開け放たれたドアをゴンゴン叩く、渋い親父に首を傾げる。
筋肉がもっりもり過ぎて、某森のくまさんみたいだ。
「誰だ?」
「貴方の可愛いレイニンちゃん。魔力切れで本当の姿に戻ってるの」
齢200歳のばけものに見えないほど、筋肉盛りっちょの渋親父だ。
「この見た目が、魔王の好みらしいから、魔力ない時に出くわされたら……私、ああん」
「で、用件はなんでしょうか?」
突っ込みをしらないリーは、何も気にせず質問する。レイニンは少し不機嫌そうだったが、ウインナーの様なぷっりプリの人差し指を天へ指す。
「魔王って言えばあれでしょ。魔王の部下、極悪四天王」
「ひいいい、ファンタジーみたい」
「結婚式に来るのよね。簡単にイカれたメンバーを紹介するけど、全員ホモよ」
俺は死んだ。
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