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Side:グイード・アロンソ・デ・メネセス
「グイードちゃん。取り巻きは全員眠らせといたわよ」
「女体化レイニンちゃんありがとうございます!」
「くそ。俺はリーヤー司教を見つけたら、ハレムに監禁、調教したい。探してくる」
「えー。リー、王子様が単独行動しちゃうみたいだからボディガードしてやって」
こんな時に単独行動って、殺人事件現場だったら一番に殺されていたぞ。
仕方なく、俺とレイニンちゃんで、リーヤー司教の母、ルネ司教の隠れ家に侵入した。
国最大の教会と同じ敷地内にあると聞き、探した。
まさかパイプオルガンを退けた下に隠し通路があるとは。
降りて、上がって、曲がって、飛んで、到着したのは一面鏡でできた部屋。
中心に置かれているテーブルには、小さな宝石箱。
その宝石箱には、目が解けてしまいそうなほど輝く宝石が溢れかえっている。
レイニンちゃんはパイプオルガンの前で見張り。
俺は今から、人妻を頂く。
完璧な計画だった。
一面鏡張りの部屋の奥に天蓋付きのベッドがあり、ごそごそ寝がえりをうっているのが見えた。
「こんばんは。貴方をいただきにまいりました」
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