想いを伝えて

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薫が両手で胸を隠そうとすると、志信はその手を握って、ベッドの上に押さえつけ、意地悪く笑った。 「ダメ。もっと見たい。薫の裸、ずっと見たかったから。」 「やっぱりやらしい…。」 「否定はしない。」 「しないんだ…。」 「誰の裸でもいいわけじゃないよ。薫の裸しか興味ない。薫が好きだから。」 「だったらまぁ、いいかな…。」 少し呆れたように、薫が笑う。 志信の手がそっと薫の肌に触れた。 初めて触れ合う薫の肌に、志信は何度も愛しそうにキスを落とす。 唇にキスをしながら、志信の手が柔らかな薫の胸を優しく包み込むように撫でた。 「柔らかいな。」 志信は愛しそうに薫の胸に顔をうずめ、唇と舌を這わせる。
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