想いを伝えて

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「んっ…。」 薫が小さな声を上げて肩を震わせた。 「そんな甘い声出すんだ。もっと聞きたい。」 「もう…バカ…。」 「聞かせてよ。もっと、オレの事感じて。」 志信のとろけそうなキスと優しい愛撫に、薫は目を閉じて身を委ねた。 「あっ…んっ…志信…好き…。」 腕の中で志信の愛撫に身悶えながら名前を呼ぶ薫の甘い声に、志信は身体中の血が熱くなるのを感じた。 志信はシャツを脱ぎ捨て、薫の上に覆い被さり優しく薫の耳たぶを噛みながら囁く。 「かわいいな、薫…。もう抑えんの無理…。激しくしちゃうけど…いい?」 「お手柔らかにお願いします…。」 「無理。薫がかわいすぎるから。」 「意地悪…。」 「ホラ、またそういう顔する…。」
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