別れを告げた恋、始まった二人の恋

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「その前にシャワー浴びる?飲んだ後だと面倒になるでしょ?」 「じゃあ…一緒に?」 薫は顔を赤くして志信の肩をグーで殴った。 「スケベ、調子に乗んな、バカ。」 「薫…彼氏に向かってひどくない?」 「ホントの事だもん。」 志信は肩を落としてブツブツと呟く。 「キッツー…。ベッドの上ではめちゃめちゃ甘くてかわいかったのになぁ…。」 「やっぱり志信、めちゃくちゃやらしい。スケベ。ドS。」 薫が横目でジトッと睨むと、志信はニヤリと笑って薫の脇腹を肘でつついた。 「でもオレの事、好きなくせに。」 「……選択間違えたかな…。」 「…言ったな…?」
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