別れを告げた恋、始まった二人の恋

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「言ったじゃん。好きな子には意地悪したくなるんだって。」 「意地悪しちゃやだ。」 「んー?それ、逆効果。すっげぇそそる。」 志信はあぐらをかいた膝の上に座らせた薫の体に、シャワーでお湯を掛けながら、舌を絡めた激しいキスをした。 濃厚なキスに薫はクラクラしそうになる。 そして志信は薫の耳を優しく噛んで囁いた。 「でも、薫は大事だから優しく意地悪してあげる。一晩中な。」 「ひっ、一晩中?!」 (志信って……!!これじゃ私の身がもたない!!) 志信はキスをしながら、ボディーソープを泡立てた手のひらで薫の体を撫でる。 時々薫が快感に表情を歪めると、志信はそこを執拗に撫でたり摘まんだりして弄んだ。 「…手慣れてるね。相当遊んできたんだ。」
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