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真剣な顔で答える志信の肩に甘えるようにもたれて、薫は志信の耳元で囁く。
「私も好き。」
「もっと好きになって。」
志信は薫を抱きしめて熱く囁いた。
「まだ始まったばかりだもん。これからね。」
「オレ薫の事、もっと好きになると思うよ。」
「私も志信の事、もっともっと好きになると思う。」
二人は幸せそうに笑って、甘くて優しいキスをした。
「幸せ過ぎてヤバイ。」
「これからもっと幸せになるんでしょ?」
「そうだな。薫を泣かせるような事はしない。嘘はつかない。大事にする。約束は守る。」
「約束ね。」
抱きしめ合ってキスをして、甘い言葉を囁き合って、二人の夜は更けて行く。
二人の恋は、まだ始まったばかり。
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