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ふと、アイトがまわりを見渡すとうさぎのぬいぐるみみたいな生き物が居ました。
「うさぎ…」
「あ、うさぎじゃないよ。この子はきゅうべぇ。」
「やぁ、キミ達は仲良くお茶会かい?」
「しゃべった!」
うさぎ、もといきゅうべぇは驚くアイトにすまなさそうな顔をしました。
「驚かせてすまないね、僕はインキュベーター。」
「いん、きゅべーたー?」
「きゅうべぇの本当の名前だよ。」
「ふーん…」
「キミは興味がなさそうだね、アイトくん。」
「即決に言うよ、もう男の子でも良いや。僕と契約して、魔法少年になってよ!」
「まほう、しょうねん?」
「魔女と戦う男の子だよ?」
「魔法少年になればどんな願い事でも叶えてくれるんだよ。」
「願い事…ボクはモモちゃんを見つけて一緒に居たいかな。」
「魔法少年になれば、この願い事を叶えてあげるよ。」
きゅうべぇがアイトに契約を迫ると窓から入ってきたほむらにきゅうべぇが撃たれました。
「やめておきなさい。」
「ほむらちゃん?」
「暁美さん、何のつもり?」
「この子とまどかに関わらないで。」
「ちょっと暁美さん?」
「マミ、あなたもよ。この子にきゅうべぇに近寄らせないで。」
「やれやれ…暁美ほむらも来たようだね。」
「!魔女!」
「皆!逃げるわよ!」
マミの号令でアイトたちは一斉にマミの家から逃げ出しました。
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