責任

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「おはようござ……あ、すんません!」 タイミング悪くキッチンにやって来た海斗くんは、そう言いながら慌てて部屋へ逃げ込む。 その声で離れた俊ちゃんとあたしは、顔を見合わせてぷっと吹き出した。 俊ちゃんはそのまま部屋に入って、あたしはまた朝食の準備をし始める。 そのうち翔ちゃんも起きて、布団を片付けてから朝食を並べた。 そしてゆっくり食べ始めたんだけれど。 「海斗、昨日はおまえよくあんなにぐっすり寝ていられたな?」 翔ちゃんが切り出した話題は昨夜のこと。 やっぱり言っちゃう?
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