目覚め

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坂本龍馬は足利義光と一緒に小倉から船に乗り都に戻った。足利義昭に挨拶しに行く。 義昭「龍馬!馬廻も無しに前線に立つとは何を考えておるのじゃ!」 戦目付め、余計な事を言ったな。こっぴどく叱られた。ちゃんと馬廻役はいましたよ。3人だったけど。実質は柳生宗矩一人かな? 戦目付の情報で決戦の全容もわかった。 第一陣・第二陣では、夜襲を警戒して薪や松明が不足。第一陣では兵の半数、第二陣では秋月隊8000を山に入れて薪を集めていた。秋月隊は敵軍の出撃を知り直ぐに戦列に復帰したが、第一陣15000の兵は戦に間に合わなかった。 島津義弘・鍋島直茂の話だと、長宗我部元親隊15000を痛めつけてから第三陣を交わし、本陣を攻撃する手筈だった。 義昭「一色昭秀に待ち伏せを指示したのは見事であった。」 龍馬「大友義統殿の献策にございますれば。」 義昭「手柄を譲ってしまうのは昔から変わらぬのう(笑)。」
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