第一章:謎の首吊り自殺

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空は……不思議だ。 朝に、なったら青空で次は、夕日になって……夜は、真っ暗になる。 地球の外は、どうなっているのだろう…。 「…い……おい!!アリン…!!」 と、男は大きな声で言いました。 彼は、私の兄のルアン。 私の性格とは、真逆で……行動も真逆だ。 そして、私の名前は豊饒 アリン。 兄とは、一緒に暮らしている。 「…なんだ、兄さんですか。」 と、アリンは言いました。 「なんだとは…!!失礼だな。」 ルアンは、大きな声で言いました。 「兄さん、もう少し小さい声にしてもらえませんか…?」 「嫌だね…!!元々、声が大きいから別に良いもん。」 ルアンは、アリンに言いました。 アリンは、暗そうな顔をしました。 「…どこの反抗期ですか。」 と、アリンは呆れた顔で言いました。 「そうだよ、俺は反抗期ですよーーだ…!!」 「…兄さん、大人なのに身ともないですよ。」 アリンは、冷静に言いました。 「…それもそうだな。」 と、ルアンは満面な笑顔で言いました。 「切り替え、早いですね…。」 「うん…!!俺は、ポジティブだからね。」 「…自分で、ポジティブだからと言うのはどうにかしてますが……。」 と、アリンは言いました。
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