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「僕もはじめていくお店だから、おいしくなかったらごめんね!」
僕が真由に言うと、
「いいよ気にしなくて!
行ってみようよ!」
と真由が気を使って話してくれた。
真由の優しい思いやりのある言葉に、僕はいつも救われて、そしてとても癒される。
オムライス屋さんに到着すると、店に前のディスプレイにオムライスのサンプルが陳列されていた。
「おいしそうだね~」
真由の言葉に、
「よし、じゃあ入ろう!」
と僕は真由を誘導した。
この店はオムライス専門店で、オムライスのメニューが豊富だ。
「オムライスだけで、こんなに種類があるんだ!
迷っちゃうね!」
真由が楽しそうに、メニューを見て話してくれた。
真由は、どれもおいしそうで、なかなか決められないようだった。
僕も迷ったけれど、『じっくり煮込んだビーフシチューのオムライス』を注文することにした。
真由は、『モッツァレラチーズのトマトソースオムライス』を注文した。
どちらもおいしそうだ。
サラダとスープも注文し、僕たちはオムライスを楽しんだ。
真由との時間は、こんな平凡な時間だけれど、僕にとっては幸せでかけがえのない時間だった。
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