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その後も僕は、通院を続けていたけれど、胸の痛みは日増しにひどくなっていった。
そろそろ入院かなと思っていた矢先、僕は会社で仕事中、胸に激痛が走り、その場に倒れ込んでしまった。
僕が目を覚ました時、そこは病院のようだった。
どうやら僕は、救急車で搬送されたようだ。
僕が目を覚ますと、看護師姿の真由が病室に入ってきた。
僕は、この病院が真由が勤める大学病院だということを知った。
「ひろ、何で正直に話してくれなかったの?」
僕は、言葉に詰まりながら、正直に話をした。
「真由に心配かけたくなかったから…」
「ひろ、絶対に生きてね!
そして、私をお嫁さんにしてね!」
真由の言葉は、僕の心に沁みこんでくるように、僕を安心させてくれた。
真由が、この大学病院に入院してほしいと言うので、僕は真由の言うことに従って、このまま入院することにした。
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