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アダムの元についたエバ
「アダムから私が造られて、太陽が楽園を一回りしました。」
「エバが誕生した日か、あの日から私のエバへの【愛】は濃くなることがあっても薄くなることはない。」
「私もですアダム、私に名をくれたあなたに、礼をしたいのです。」
そして皮をむいた【知識の実】を差し出した。
「これは?」
「今日、新しい果物を見つけたところ、食べてみたらとても美味しいので、アダムにも食べて欲しくて持って来ました。」
「エバの気持ち、ありがたくいただく。」
シャリ…
アダムが食べると驚いて
「これは美味しい!!これは何という果物なのか??」
エバは笑顔で答えた
「これは【知識の実】です、今まであまりの美味しいので神が食べさせないようにしていたのです。」
それを聞いたアダムの顔は青ざめた
「イブよ、私は死ぬだろう。私は神との約束を反故にした!!」
そう言い残すと、アダムの呼吸は止まった。
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