0人が本棚に入れています
本棚に追加
/12ページ
呆然とするエバは蛇に問う
「何故こんなことに?」
「アダムが望んだのは【愛】、そしてエバよお前を得た。私が望んだのは【嫉妬】であり幸せを奪うこと。」
蛇は大声で笑っている。
その時、エバの身体が光り出した。
【命の実】と【知識の実】を食べたエバに神の意志が入った。
エバに恐怖を感じた蛇は逃げ出そうとした。
しかし、エバは蛇の腕を掴んだ。
ブチイッ!!
そして、蛇の腕をちぎり取る。
蛇は悲鳴をあげながら、逃げようとするが、今度は脚を踏みつけられたら。
メキョッ…ビキッ!…ブツッ!!
脚を踏みつぶされた蛇は手足を失い、残されたのは長い尾のみだった。
エバは地面に這いつくばる蛇を見ながら
「蛇よ、お前は土を舐め腹這いで生涯を送るがいい。」
蛇は地を這いながら逃げて行った。
最初のコメントを投稿しよう!