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起きて…
起きて…
神に眠らされた私に語りかけてくる声。
アダムは初めて、自分以外の声を聞いた。
とても安心できる声なのに、高揚感にも包まれる。
不思議な気分だが、とても居心地がいい。
私は目を開けると、そこには美しい人間がいた。
「君は?」
「あなたの骨から作られた者」
神よ、あなたはこんなにも美しい者を造られたのか…
この充実した気持ちは何だ!?
…これが神の言った【愛】か?
なんと素晴らしい!!
神よ、この贈り物に感謝します。
私は【愛】を大切にします。
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