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運動会、学芸会で父親だけがイヤで五年生になった私は運動会、学芸会などの行事は父親に伝えなくなった。
運動会も自分で弁当を作り、「父親はどうしても仕事の都合で来れなかった」と、先生に嘘をついた。
嘘をついたことで”罪悪感”と”孤独感”を感じた。
当時の私は幼すぎて気付いてなかったんだ。
応援してくれる人もいない中で競技を頑張った。
リレーの選手だったけどチームのために頑張った。
午前の部が終わったあとの、応援席の家族の元へ駆けて行く友達の姿が帰ってからも頭から離れなかった。
羨ましかった。
辛かった。
なんで自分だけ?
そう思った。
私は強がりだから人には弱味を見せたくなくて、いつも平気なフリをしていた。
家庭でコミュニケーションが取れていなかった私は、学校でも素直になれず暴言吐いたりしていたんだ。
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