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この夜、私たちは外食をした。
結局、由貴にぃは帰ってこなかった。
新しい彼女でも出来たのかな?
由美香『由良にぃ、ちょっといい?』
由良『いいよ。入っておいで』
私は今日あった事を誰かに言いたくて由良にぃの部屋にきた。
由美香『由良にぃたちは私が本当の妹じゃないって知ってたの?』
あ、普通に聞いちゃった。
何て思っているのか聞くのが怖い。
由良『知ってる。』
由美香『じゃぁ、この前好きって言ったのは妹としてだよね?』
由良『違うよ。妹じゃなくて1人の女性として。由美香がうちに来たときからずっと好きだった。』
由美香『今日初めてお母さんたちと血が繋がってないって知って混乱してる』
由良『由美香、ゆっくりでいいから俺の事真剣に考えて』
由美香『わかった。少し考えさせて』
私は自分の部屋に戻った。
二人の愛情は妹に対しての愛情にしては可笑しいと思ってた。
じゃぁ、由貴にぃも?
これから私はどう接したらいいんだろう?
いつも通り出来るかな?
紗英ちゃんにでも相談してみようかな。
てか、紗英ちゃんは知ってるのかな?
亜理沙ちゃんは知っていそう。
お隣さんだから。
私は、この日いろいろ考えてて一睡もできなかった。
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