使用フリー漫才「何回もやる」

　二人、一旦後ろに下がって、拍手を誘いながらまた前に出る
ツ「はいどうもー」
ボ「よろしくお願いしますー」
ツ「はい」
ボ「問題！」
ツ「えっ！」
ボ「たかし君は300ディナールを持ってみどり町商店街に買い物にやってきました」
ツ「うん……。チュニジアかな？ディナール。何も買えんと思うよ」
ボ「八百屋で100円の人参を2本、40円のじゃがいもを5個買いました」
ツ「ああ、円もちゃんと持ってたっぽいね」
ボ「ちょっと坊や、これ、日本のお金じゃないよ」
ツ「持ってなかった」
ボ「ココで問題です。この時、たかし君が取るべき最適な行動は何でしょう」
ツ「行動？」
ボ「１、袋を奪い取って猛ダッシュ」
ツ「だめだめだめ」
ボ「２、土下座」
ツ「小学生の行動じゃないな」
ボ「３、免許証などで身柄を証明してから家にお金を取りに行く」
ツ「大人だったね」
ボ「なお、円周率は3.14とする」
ツ「つかわん」
ボ「円だけに」
ツ「うっさいわ。おっ……。見てくださいこのドヤ顔。笑点のピンクの好楽師匠みたいな」
ボ「さっき八百屋のおっさん、なんでディナール持ってきたおっさんに坊やって言ったんだろね」
ツ「お前のさじ加減ひとつだろ」
ボ「うーん」
ツ「なんか納得行く出だしありました？」
ボ「んー。やっぱいつものがいいな」
ツ「でしょうね！」（オチ）