-2-「ギルド とは」

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~始まりの街 スポナ~ しん (あれから意識が遠退いて…目を覚ましたら、どこだここは。街の中のようだけど。なんじゃここは) しん (ったく、なんで急にこんなことに!僕は… …あれっ?思い出せない。あの謎空間にいた前は僕、なにをしてたんだっけ…忘れた。もしかして忘れさせられたん?ムキー) しん 「……」 ぺら… しん 「…僕に残されたのはこの本…Wikipediaだけ、かぁ」 しん (…変な本。300頁も無さそうなのに、これに載れる以上の記事が記載されてる。どういう仕組みなんだ…しかも記事の最後には更新日まで…もしかしてこれ、Wikipediaと常に共有されてんのかな) しん 「…ともかく、今後のために衣食住を取り揃えねば へーい、そこのお嬢ちゃん」 お嬢ちゃん 「は、はい?」 しん 「あのー、僕はこの街初めて来るんだけどさ。どこかオススメのところある?」 お嬢ちゃん 「はぁ…ここはご覧の通り、のどかな街です。これといった物も…あぁ。あなたが冒険者を志すなら、冒険者ギルドがありますね。小さな支部ですけど」 しん 「おっ、きっとそこだ あんがとね、お嬢ちゃん。君はきっと良いお嫁さんになるよ」 お嬢ちゃん 「え、そ、そうです?いやー照れますね/// ふふ、行くのならそこまでご案内しますよ。ちょうどそちらに用があるので」 しん 「ありがたーい」
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