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────…四人はセノンの魔法を使って危険を回避しつつ外に出た
～王都 アーステイジ～
しん
｢ふぅ！生還！｣
アルス
｢あぁぅぅぅ外だよぉぉぉぉ｣///
感涙
リプト
｢おぉ！凄い大都市でありますな！おぉぉ！｣
セノン
｢さーほら、さっさと行く。向こうの方の宿ならしばらくバレないで生活出来るって魔法が告げる
…で？なにあの鍵開け｣
しん
｢バンピング
ある種の鍵穴はいくつかのピンを鍵に沿わせて持ち上げ、ある一定ラインに揃えることで開くんだって。つーことは、衝撃与えて一気に全ピンを浮かせることで一瞬だけライン上に全ピンを持ち上げることが出来るっしょ？それがバンピング｣
セノン
｢…口頭じゃ分かんない｣
しん
｢うん、だろうね。ほら、これが参考にしたWikipediaの記事｣
セノン
｢…見ても分かんないわい！｣
しん
｢それは知らん…｣
セノン
｢てかなにこの本は。鍵開けについて書いてあるの？｣
しん
｢ううん。なんでも書いてあるの。使いたい時に使うといい
さて。まず宿に行こう｣
リプト
｢リーダー！あっちに商店街がありますぞ！｣
アルス
｢お腹空いちゃったよー｣
しん
｢散策はあとで！｣
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