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受付
「登録は完了致しました。こちら、あなたの情報を記録したギルド承認生体ディスクです」
しん
「はー。透明なCDみたい」
受付
「あなたの成長に応じて、あなたの技能をサポートしたり、あるいは脳の自制により眠らされている能力、通称『ワード』を解放する機能があります。取り扱い注意です」
しん
「そうっすね」
受付
「そしてこちら、あなたの身分を証明するギルド公認カードとなっております。こちらは再発行が可能ですが、生体ディスクを紛失した場合、再度こちらの冒険者ギルドスポナ支部へ赴いていただきまして、プリコグの預言を受け直す必要があります」
しん
「はいな
…ジョブ、"レイナード"。なんですこれ、想像しにくいっすけど」
受付
「レイナードは、話術で敵を倒す非常に珍しいタイプのジョブです。専用武器は拡声器となります。こちら、ギルド貸与の拡声器です」
しん
「ぶ、武器なのこれ?」
受付
「それと…あなたには言うべきでしょうね
W枠ほどのジョブレベルになると、最終的には非常に強くなれるものの、レベルアップには多大な努力が要されます。最初の方は特に大変かもしれません。初心者向きではないのですが…これもプリコグの宣告です、ご了承ください」
しん
「ひどーい!」
受付
「ま、まぁ、あなたはワードを使わずとも、その口先で上手く生きていけると思いますよ。たぶん」
しん
「ぐぬぬ、そう褒められると強く言えない」
受付
「さて、事務的な作業は終わります
ようこそ、冒険者ギルドへ!こちらではパーティーを組むことが出来ます。気の合う冒険者を見つけて、冒険者ギルドへ寄せられる多くのクエストをクリアすることで、国や人類の貢献にもなりますし、お金にもなる。よいことですね」
しん
「よいよい。お金って響きがすき」
受付
「それでは、良い冒険者ライフを!」
しん
「わーい」
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