4人が本棚に入れています
本棚に追加
「だめ……です。
も、
これ以上―――」
見下ろす顔に切羽詰った色が浮かぶ。
「いい、
から―――来い」
見上げてくる潤んだ瞳は、
この先に待ち受けている快楽を知っている。
「でも―――だっ……て、
周防さんは、
明日、
仕事で……」
己を呑み込んでいる部分をきゅ、
と締めつけられて。
ん、
と睦月が言葉を途切らせた。
「いいと……言ってる」
背中を滑り落ちた周防の腕が、
睦月の腰を抱く。
引き寄せられて深くなった結合に、
二人ともが唇を噛んだ。
「睦月……」
甘く囁いて頭が仰け反る。
睦月の目の前に、
白い喉が曝された。
「―――っ」
その誘惑に耐え切れず、
睦月が喉元に唇を落とす。
最初のコメントを投稿しよう!