桃色
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君のつま先が地面を蹴りあげる とーん、とーん くるりと回って振り返る ぼくを見つけて微笑んだ ごめんねぼくは笑うしか 君の無邪気についてけない いつもより3センチ高い背と いつもよりふわふわな君の髪 ねえもう帰ろうか 沈む少女の表情に またねと言うとその頬が桃色に染まった
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