入団

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でも、本当は、凌駕に、恋をしたわたしだった。 かっこよくて、サッカーうまくて。 憧れから好きに変わるのに時間はいらなかった。 みうとゆうにも言った。 二人は、がんば!と、応援してくれる。 ある日、詩音とみうが交換日記をしようと言い出し、わたしも参加した。 当初の目的は、私の恋を応援するというものらしく、二人には感謝でいっぱいだった。  翌翌日。 私はいつも通りサッカーの練習に、いった。 今日は模擬試合があり、私も入ることができた。 凌駕は駆馬とパスを繋ぎながら何度もシュートをする。 将太がサボると監督の鋭い声があがった。 そうこうしているうちに、サッカーの練習は終わりの号令になった。
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