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余裕を持って、
今から3時間後に実家に戻ると伝え、
父とナカダ氏との対面もその頃とする。
静かに電話を終え、
放心している私の肩を抱きながら、
ナカダ氏は皆んなに会釈をし、
低い声でこう告げるのだ。
「お騒がせしました。
これにて失礼致します」
藤子叔母様がそりゃもう陽気に
『うふふ。お幸せに~!!』と手を振り。
それに笑顔で答えながら、
私たちは奥成家を後にした。
その敷地内に停めてあった
黒塗りのベンツに乗り込むと、
ナカダ氏はトップスピードで走り出す。
「そ、そんなに急がなくても
実家までは30分も掛かりませんよ」
ギュウイン、ブウウウンと加速は続き、
そしてニッコリと微笑んで彼は答える。
「2時間以上は欲しいな」
「…なっ、何がですか?」
「いや、ああ、くそ!!
お前のその口から
『〇〇〇(ピー)にXXX(ピー)を
出し入れされた』なんて聞かされてみろ。
俺のXXX(ピー)が、
充血しまくって爆発寸前なんだよッ。
だから今からヤルぞ。
抵抗しても無駄だからなッ。
ぐっちょんぐっちょんにハメてやるッ」
…あ、あ~れ~ッ!!!!
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