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ガンガンガンガン。
…きっと廊下を歩いている人は、
『何の音だろう』と
不審に思っているに違いない。
痛い。
すごく痛い。
いや、そういう痛みじゃなく
立ったままいきなり始められたせいで、
しこたま背中をドアにぶつけていて、
打ち身的な痛みがですね…。
「おら、まだまだイカせてやらねえぞ。
しっかり俺にしがみついてろッ」
「…は…いッ」
こんな乱暴に扱われているのに
その激しさにキュンキュンするのは、
どうしてなのだろうか。
「リナ、お前、何に反応したんだよ?
いきなり締めるなっつうの」
「うう、あ…はいッ」
両腕はナカダ氏の肩に、
両脚はその腰に回しているので、
自然と背中がドアに寄り掛かっていく。
そのせいで繋がっている部分が
より一層深くなり、
恐ろしいほどの快感に涙が溢れる。
その滴を舌先で
ペロリと舐めたかと思うと、
『はァ、やっぱお前ヤバイ』と呟き、
小さく喘いだあとナカダ氏は
ソレを放った。
私も同時に達したが、
ナカダ氏はすぐに復活。
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