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私の名前は『長野 舞』(ちょうの まい)
どこにでもいる、普通の女子中学生!
……だったんだけど……
…今日までは………
1時間前………
きーん、こーん、かーん、ゴォォォォォン!!!!
授業の終わりを告げるチャイムが校内に鳴り響く。
舞「よーし!今日も授業終わりっ!」
学生にとって一番ほっとする、放課後のスタートである!
だが、そうはいかない非日常がこの学校にはある。
先生「帰るときは寄り道せず、なるべく複数人で帰るんだぞ!
昨日4組の生徒がまた行方不明になったそうだ!」
先週からこれで3人目……
この学校の生徒が行方不明になっている。
行方不明になった生徒は成績は優秀で、家出をするような生徒ではない。
誘拐、殺人…そういった最悪の事態まで考えられる状況に陥っている。
由紀「一体どこ行っちゃったんだろうね?」
隣の席の由紀が話しかけてくる。
舞「うーん……嫌なことは考えたくはないけど…何か悪いことに巻き込まれてなければいいなぁ」
由紀「だったら、ちょっと調べてみる?」
舞「えっ!?。危ないよ!!」
由紀「大丈夫だって!二人だったら安全だって!!」
私はここで、由紀の自信満々な表情に、危機感を失ってしまった…
舞「うんわかった!ちょっと興味もあるし!!」
由紀「…いなくなったのは私の大事な友達だし…」
いなくなった生徒の一人は由紀の親友である。
その子のことが、心配な由紀の気持ちも理解できたから。
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