第1話 蝶の妖精

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舞「あ、ありがとうございます!」 少女「まあ、どっちにしろあんたはついていく気はなかった。 断ったら断ったで無理矢理連れていかれて破滅する運命が見えた。 だから私が介入した。私が介入することで強行手段には出れず、あんたが破滅する運命はなくなる。」 舞「あ、あの……。運命って……」 少女「私は占い師なの。すべての未来を見透かすことができるわ。」 舞「占い?それで見えたからって危険を省みず??」 少女「私の占いは絶対に当たる。」 占い師を自称する彼女には、絶対的な自信があるのだろうか。 舞「助けていただいてありがとうございました。 私は急いでいるのでこれで……」 さっきの件があるので、さらに早く抜けてしまいたい気持ちが強くなった。 少女「…………あなたは数分後に大いなる運命を手にすることになる。」 舞「……え?」 少女「その大いなる運命は……あなたの人生、日常すら変える。」 何を言っているのか理解できない。 舞「あ、あの……」 少女「私の占いは絶対に当たる。 また会いましょう。゙舞さん゙」 舞「えっ!?ちょ、ちょっと待ってくだ……?」 少女は立ち去ってしまい、疑問を問いかけることができなかった。 大いなる運命とはなんなのか……? そして、何故彼女は自分の名前を………… 本当に彼女の占いは当たるのだろうか? その答えは数分後に知ることになる。
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