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舞「あ、ありがとうございます!」
少女「まあ、どっちにしろあんたはついていく気はなかった。
断ったら断ったで無理矢理連れていかれて破滅する運命が見えた。
だから私が介入した。私が介入することで強行手段には出れず、あんたが破滅する運命はなくなる。」
舞「あ、あの……。運命って……」
少女「私は占い師なの。すべての未来を見透かすことができるわ。」
舞「占い?それで見えたからって危険を省みず??」
少女「私の占いは絶対に当たる。」
占い師を自称する彼女には、絶対的な自信があるのだろうか。
舞「助けていただいてありがとうございました。
私は急いでいるのでこれで……」
さっきの件があるので、さらに早く抜けてしまいたい気持ちが強くなった。
少女「…………あなたは数分後に大いなる運命を手にすることになる。」
舞「……え?」
少女「その大いなる運命は……あなたの人生、日常すら変える。」
何を言っているのか理解できない。
舞「あ、あの……」
少女「私の占いは絶対に当たる。
また会いましょう。゙舞さん゙」
舞「えっ!?ちょ、ちょっと待ってくだ……?」
少女は立ち去ってしまい、疑問を問いかけることができなかった。
大いなる運命とはなんなのか……?
そして、何故彼女は自分の名前を…………
本当に彼女の占いは当たるのだろうか?
その答えは数分後に知ることになる。
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