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朝、いつもの悪夢で目を覚ます。
自分が眠りについていた時に起きた出来事を思い出すと、胸が痛くなる。
何度も何度も繰り返す、悪夢と現実にわずか10歳の少女の心は、とうに壊れていた。
この恐ろしい現実はいつまで続くのか。自分には止めることなど出来ないのがもどかしい。なぜなら、少女は常に監視され恐怖に怯えながら日々を過ごしているのだから。
少女の中には7つのColorが存在する。
冷酷なBLUE。暴力的なRED。色欲なPINK。好奇心旺盛なYELLOW。未熟なGREEN。
そして……圧倒的な悪のBLACKと空虚なWHITE。
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