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いや、正しくは少女もひとつのcolorである。自身は未熟で一人では何も出来なくて、いつも誰かの指示で動いている。
自分は全てを知ることが出来るのに、ただ見ていることしかできない。
まだ、10歳の少女には自分で行動する勇気はなかった。
少女の行動はいつもBLUEに指示をもらっている。7つのcolorで唯一自分と同じ全てを把握している男である。
主導権は常にBLUEにある。彼はとても頭が良く、何でも解決してしまう。でも少女はBLUEが怖くて怖くて仕方がない。彼の言うことは絶対である。逆らうことが出来ない。
なぜなら……
BLUEは私たちの管理者なのだから。
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