第1話 ヒロの失恋について
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「今日は。矢代広紀さんはこちらにいらっしゃいますか?」 十月も半ばを過ぎたある土曜日、二人の男が彼らの練習室を訪ねてきた。 玄関で出迎えた鋼太郎は思わず悲鳴をあげた。 「きゃあー!すっごいイケメン!ピアノの松波クンね。どうぞ入って」 因みに鋼太郎はいかつい名前とは裏腹に風貌は優男だが…艶のある美声が発するオネエ言葉は嫌でも印象に残る。そしてゲイである。
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