第4話 広紀と鋼太郎の一番長かった夜について

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「いいですか?めっちゃしょーもないと思いますけど、一応嘘じゃないんで…」 「嘘じゃなければいいから、言って」 「……愛してる…、です」 「…」  絶対バカにされた…広紀が黙ったのを優留はそう解釈した。誰にも見られていないとはいえ、恥ずかしさの余り、トイレの便座のフタに腰掛けたまま頭を抱えた。
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