第1話 ヒロの失恋について

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「えっ、ヤダ、またすんの?」  急に優留が自分の上に覆い被さってきたので、亨は驚いて声をあげた。 「だってお前、こんな広いベッドでセックスできるチャンスなんて滅多にないだろ」  亨を自分の下に組み敷いてから、優留はサイドテーブルにいくつか置いておいたゴムに手を伸ばして素早く装着した。 「そりゃそうだけど…あ、あんっ」
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