535人が本棚に入れています
本棚に追加
「凜、ああ、凜~!凜がいなくてホントに寂しい!凛もこっち来てほしいくらい寂しい!」
『え~?男装でもする?』
「凜の男装姿!?じゃなくて、男装してでも来てほし………ハッ!でも、凜を男ばかりのところに放り込むなんて…。可愛い可愛い凜が襲われてしまう!!」
『ん、でも、アタシもお兄がいなくて寂しいよ?』
「グハァ…!で、でも…ック。だ、ダメ!」
『…はいはい。で、学園の様子はどう?』
「あ、えっと、生徒会の自己紹介はほとんど聞いてなかったけど、同室者が偽チャラ男だった!」
『ホント!?偽チャラ男ktkr!』
「凜が嬉しそうで何より。ホントに可愛いな~!」
『ふふっ。ありがとー。お兄は格好いいよ!』
「え!?今、凜、オレのこと格好いいって言った!?マジで!?めっちゃ嬉しい!」
『………あ!そうだ!お兄も何かのキャラ演じてよ!』
「オレ?別にいいけど。凜はどんなキャラがいいと思う?」
そう問うと、凜はのうーんという声が聞こえた。
いちいち可愛いなうちの妹は。
最初のコメントを投稿しよう!