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オレ、莢美 信は、リビングのソファに横になってBL本を読んでいた。
「おお~。年下攻めもイイな~。」
ちなみに、読んでいた本は小悪魔後輩×世話焼き先輩というものだった。
実は後輩が先輩を振り向かせるために裏で必死に努力していたってのもポイント高い。
オレがにやにやしてると、体をちょんちょんとつつかれた。
視線をそちらに向けると、そこには我が妹にしてマイエンジェル!莢美 凛がいた。
凛はその可愛らしい顔に満面の笑みを浮かべている。鼻血出るかと思った。
そして淑女の見本のようなお淑やかな動作でそっと一枚の紙を差し出してきた。
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