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それから、オレは必死に勉強した。
鹿原詩学園に受かりたい一心で。
もともと無駄にハイスペックなオレはスポンジのように知識を吸い込んでいった。
ぶっちゃけテストってさ、記憶能力だけで大体なんとかなるよね。
というわけで見事合格。
現在は理事長の有難い話を目を閉じながら聞いているところだ。
いや、これは、聞くのに集中してるだけで、断じて寝ているとかそんなんじゃないよ?
ホントホント。……やべっ。隣のやつにちょっと笑われた。
まぁ、そんな感じでうつらうつらしながら入学式さっさと終われよとか思っていると、耳をつんざくような叫び声が聞こえた。
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