第2章 新たなメンバー?

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虎太郎『同じ志を持ってるとな、分かっちゃうんだよな…そいつの目だけで』 虎太郎『諦めてる奴なら炎はとっくに消えてるさ…でもお前はまだ燃えようとしている…!』 友沢『!』 虎太郎『まだ俺はここじゃ終われないって…そんな気迫を俺は感じるぜ?』 友沢『…』 虎太郎『…すぐに答えは出さなくていい。ゆっくり考えてくれ』 虎太郎『俺はお前が恋恋高校野球部に来てくれる事を願ってる!』 友沢『…分かった、少し考えさせてくれ』 虎太郎『ああ…』 …… 友沢『…』 『まだここじゃ終われないって…そんな気迫を俺は感じるぜ?』 『俺はお前が恋恋高校野球部に来てくれる事を願ってる!』 友沢『…俺も素直じゃないな、考える必要なんてなかったぜ』スチャッ ~~~~~~~~~~~~~~ 次の日 朝練 虎太郎『ん?』 友沢『…』 あおい『友沢くん…』 虎太郎『友沢…その姿は』 そこには帝王実業中学のユニホームを着た友沢がいた。 友沢『…』グッ 虎太郎『…なるほどな、あおいクラブ持ってファーストに行ってくれ』 あおい『え、あ、うん…分かった』 すると、虎太郎は硬球とバットを取り出し… 虎太郎『…いくぞ!』 カーンッ! 打球は二遊間へ… 友沢『っ!』バシッ 難なくキャッチ! そして… 友沢『…フッ!』シュッ! シューーッ バシンッ 送球はど真ん中にファーストのあおいのグラブに収まった。 あおい『すごい…』 虎太郎『…これで俺がショートをやる機会は無くなったな』 友沢『…』 虎太郎『答え…出たんだろ?』 友沢『ああ…今の送球を俺の入部届として受け取ってくれるか?』 虎太郎『ああ!勿論だぜ』 ガシッ! 2人は硬い握手を交わした。 そして、新たに友沢 亮(トモザワ リョウ)がメンバーに加わった! 第2章 完
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