主役は主役のまま。

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ーー翌日。 僕は凪野に会ったらどんな顔をすれば良いのか、 なんと言って声をかければ良いのか、 なにも分からないまま学校へ向かった。 しかし、登校した僕を待ち受けていたのは、 凪野が入院したと言う事実だった。 それはまるで、運命という舞台が代役の生贄を求むように。
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